捜査官として犯人を見つけ出せ!『トリックと怪人』

   

目次

トリックと怪人

1.ゲームの目的

プレイヤーは捜査官として事件の犯人をつきとめることが目的となります。
1ラウンドに事件は2回ずつ起こります。犯人となる容疑者を報告できた捜査官と犯人を推理できた捜査官は、勝利点を獲得することができます。10点を獲得する人が出るまでラウンドを繰り返し、最も多く勝利点を獲得した捜査官が勝者となります。

2.準備

プレイヤーは全員、情報トークン3種(黄、赤、青を各1つずつ)とサマリーカード、そのサマリーカードの右上に描かれたマークと同じマークの虫めがねチップを受け取りこの事件の捜査官となります。

その後9枚の容疑者カードと2枚の怪人カードを合わせて11枚のカードを裏向きのままよく混ぜ、各捜査官に裏向きのまま2枚ずつ配ります。配られたカードは他の捜査官に見せないよう自分だけで確認します。

1番最近警察にお世話になったプレイヤーが筆頭捜査官となり、最初のラウンドをはじめます。

3.容疑者の報告

筆頭捜査官から時計回りに次の手順で容疑者を報告します。
①配られた2枚のカードから1枚を選び、裏のまま自分の前に出します。
②容疑者カードを出した場合は、出した容疑者カードと同じ色の情報トークンを自分が出した容疑者カードの上に置きます。このとき嘘をついてはいけません。怪人カードを出した場合はどの情報トークンを置くか自分で選びます。

<犯人は誰か>
犯人は、各捜査官が出した裏のまま置かれている4枚のカードの中で最も数字が大きいカードです。しかし、容疑者カードのもつ効果によって他のカードが犯人になる場合があります。

例えば、、、

この場合はマダムが犯人ですが

この場合は、鑑識屋の効果で政治家が候補から外れるためバー店主の効果は無効になり、次に数字が大きい刑事が犯人となります。

4.犯人を推理

最後にカードを出した捜査官から反時計回りに、自分の虫眼鏡チップを犯人だと推理したカードの上に置きます。

5.犯人確定と勝利点

全員が出したカードを公開し、「犯人は誰か」に従って犯人を確定させます。

犯人となった容疑者カードを出した人:1点を受取ります。
犯人カードに虫めがねチップを置いた人:「プレイヤー人数」から「犯人のカードに虫めがねチップを置いた人数」を引いた数だけ勝利点を受け取ります。
怪人カードを出した人:自分の出した怪人カードの上に置いてある虫めがねチップの数だけ勝利点を受け取ります。
刑事が犯人だったとき:そのカードを出した人と虫めがねチップを置いた人は2倍の勝利点を獲得します。

6.2度目の事件とラウンドの終了

2度目の事件が起こりました。先ほど犯人となった容疑者カードを出した人が新たな筆頭捜査官となり、1度目の事件で出さなかったもう一方のカードを1度目の事件と同じように時計回りに順番に伏せ、その上に情報トークンを置いていきます。1度目の事件でカードが4枚公開された状態から始まるため、より確度の高い推理ができるでしょう。

1度目と同様に、4と5を行ってラウンドは終了です。

中央に伏せておいていたカードを含めた全てのカードを裏向きのままよく混ぜ、再び各捜査官に2枚ずつ配布したら、先ほど犯人のカードを出した人が筆頭捜査官になり次のラウンドを行ってください。

7.ゲーム終了

ラウンド終了時に10点以上獲得している捜査官が1人以上いたら、そのとき最も勝利点を獲得している捜査官が勝者となり、ゲーム終了です。同点の場合は勝負がつくまで追加ラウンドを行ってください。

誰でも楽しめるかんたん推理ゲーム、ぜひ遊んでみてくださいね!

 - ボードゲームバー, ボードゲーム