運と実力は紙一重!『コンプレット』
こんばんは!好きな麻雀の役は大四喜のざんまです
本日ご紹介するゲームは、麻雀に似た、『運』と『実力』が複雑に絡み合うゲーム
『コンプレット』
ゲーム紹介
『コンプレット』
プレイ人数:2~6人
対象年齢:8才~
プレイ時間:20分~
ゲーム説明
このゲームは、1〜100までの数字の描かれた100枚の木製タイルを使用し、先に手札をある形に完成させた方が勝利となるゲームです。
そのある形とは………なんと、ただの『昇順』
単純な形、しかしこの形にするまでの過程にこのゲームがあります!
ルール説明
このゲームは、麻雀と同じく手牌をある形(コンプレットでは昇順)にまで完成させに行くゲームのため、ルールを理解していないと、このゲームの楽しいところまで追いつけないまま試合が終わってしまうかもしれません。
なので、
1.17枚の裏向きタイルを手元へ並べる(これを列と呼びます)
2.5枚の表向きタイルを17枚の裏向きタイルの列にバランスよく昇順に間に差し込んで行きます
例:引いた5枚のタイルが18,47,71,81,87だった場合
ここまでを読んで、何も考えず以下を意識して自分の列を作ってみてください!
「挟む形(1,3,5など)は一つ開けておく」
これだけで構いません!
あとはプレイしながら、経験者にしてやられながら覚えましょう!!
2.次の二通りどちらかの行動をターンごとに選択し行う
A.テーブル中央からタイルを1枚とり、自分の列の裏向きのタイルと入れ替える
B.自分の列の裏向きのタイルを1枚、自分の列の別の場所に移動させる
これらを各プレイヤーターンごとに繰り返し、他プレイヤーより先に昇順に並べ終える
というゲームです。
つまり、最初の5枚の置き方がゲームをかなり左右する可能性があります。。。
初回プレイの人がいる場合はインストを兼ねて一度練習で説明しつつプレイするのも良いかもしれません。
では詳しいルール説明です!
1
テーブル中央で木製タイルを裏向き(数字の面が見えないように)して適当に混ぜます。
各プレイヤーは裏向きのままで17枚のタイルをとり、自分の前に一列に並べます!
2
各プレイヤーはタイルを5枚とり、自分の列に加えます。
この際、タイルを自分の列に加える時に2枚以上のタイルを同時に表向きにしてはならず、1枚ずつ上記の処理をターン順に行なっていきます。
列の数字は必ず左が小さい数字、右が大きい数字の「昇順」で並んでいる必要があります。
残りのタイルはテーブル中央に残したままにします。
各プレイヤーの手元にあるタイルの総数は「17+5」で22枚になります。
ここまでが準備の段階ですが、実はこの時点の手牌の状況は、ゲームの勝敗を左右する重要な要素の1つとなります。
先ほどの説明の通り、ここから一人ずつ表向きのタイルを求めて行動を始めますが、先ほどの準備が勝敗を左右するのは、以下のルールを意識した手牌でなければならないためです。
1)表になって配置されているタイルは常に左から右に向かって昇順でなければならない
左端の数字は小さく、右端の数字は大きく。
これはタイル配置の基本ルールです。
数字と数字の間にいくつタイルがあってもかまいません。
2)自分の列に2枚以上の連続する数字ができるように配置できたらもう1回手番を行なえる
画像のように「18□24」となっているときに「23」を引いた場合、「23・24」の連続する数字を完成することができます。
「23」を「24」の左にある裏向きのタイルと入れ替えることでもう1回手番が行なえます。
ちなみに、もしも、自分の列が「33□35」となっていた場合に「34」を引いたとしても、手番は1回しか増えないので注意してください。
追加の手番は連続した数字を作れる限り、何度でも行なうことができます。
3)タイルをどこにも置けない場合、表向きのままでテーブル中央に戻す
テーブル中央から選択し、表向きにしたタイルが自分の列のどこにも置けない場合、表向きのままでテーブル中央に戻します。
手番はこれで終了です。
4)180度回転させて別の数字に読めるタイルはどちらの数字で使うか決められる
このルールは180°回転させても読める数字のタイルにのみ適用されます。
適用タイルは14種類です。
「10」のタイルを回転させて「01」とすることはできません。
また「69」と「96」は回転させても「69」と「96」で元通りになるだけ。
おしい。
このルールでタイルを配置するとき、同じ数字を2つ連続して列に置くことはできません。
(「16」と「91」どちらかを回転させて「16・16」や「91・91」と置くことはできない)
もしあなたが表向きタイルで1,3,5と近い数字を獲得し、次の手順で4を引いた際
最初の準備で
「まさか4を都合よく引けたりはしないだろう…」
と考えて
1⬛︎35⬛︎⬛︎….
みたいな置き方をしてしまっていると、
なんと4は手牌に加えることができません!!
どの数字とどの数字の間にどれくらい裏向きのタイルを置くか、簡単なように見えて一番考える部分になってきます。
3
以下の行動どちらかを行う
A.テーブル中央からタイルを1枚とり、自分の列のタイルと入れ替える
テーブル中央にあるタイルを1枚選び、そのタイルが裏向きなら表向きにします。
自分の列にある裏向きのタイルのうちどれか1枚を選び、そのタイルと入れ替えます。
自分の列のタイルは裏向きのままでテーブル中央に戻します。
もちろんこの時点で裏向きタイルの表面を見てはいけません。
また、左から右に向かって数字が大きくなるという配置のルールも守らなければなりません。
表向きにしたタイルが配置できない場合には、そのタイルはテーブルの中央に表向きのままで戻します。
この他のプレイヤーが戻した表向きのタイルは裏向きのタイルと同様に選択することができます。
B.自分の列の裏向きのタイルを1枚、自分の列の別の場所に移動させる
自分の列の裏向きのタイルを1枚とり、別の場所に移動させることができます。
(表向きになっているタイルは移動させることができません。)
移動させるときは右端や左端、タイルとタイルの間など、任意の位置に移動させることができます。
移動が終わったらタイルが元々あった場所は詰めて隙間が無いようにします。
通常、上記どちらかを行なったら手番終了。
左隣のプレイヤーに手番が移ります。
以上を繰り返し、手牌を全て表向きかつ昇順に並べ変えられた方が勝利です!
以上がコンプレットのルールとなります!
最後に
自分で書いてて混乱してしまいますが、実際ゲームをプレイしてみると、驚くほど簡単に理解できてしまうんです!
ルールを咀嚼しながら楽しんでいくこともボードゲームの楽しさの一つですよね!
今回の紹介は以上となります!